伊豆いい賀茂グループ(賀茂地域活性化のための個人店舗連合会)
伊豆といえば、海、山の自然と温泉の魅力で「観光地」と知られている。しかし、「賀茂(かも)」という言葉は殆ど知られていない。ここ、伊豆でも、市町村の合併で賀茂郡という言葉が消え去ろうとしている。賀茂郡は、松崎町、河津町、東伊豆町、西伊豆町、南伊豆の5町からなっており、下田市を含めて、賀茂地区と呼ぶこともある。全国的にも市町村の合併で「郡」という地名がどんどん減っている。郡といえば、「田舎」を連想させるので、何とか「賀茂郡」のまま残って欲しいもんだ。
団塊世代の大量退職を迎え、田舎暮らしの定住希望者を受け入れようとする事業活動が全国で活発化している。特に別荘地は業者が積極的に宣伝しているので物件の情報がたくさんある。しかし、業者は美観と建物、価格のメリットだけを説明しているため、移住したときに都会と違い戸惑う人が多いようだ。別荘地が多い伊豆では、地元の人達と殆ど交流がないのが実態であり、地元の人達も別荘地の人とは一線を置いて交流を求めようとしない。そのため、交流居住・移住を希望する人達への情報が殆どない。
町役場では、一番知りたい空家等の不動産物件を取り扱っていない。また、非営利団体(NPO)でも、情報発信に制限がある。そこで、このグループは、業者(営利団体)と非営利団体の中間的な位置付けで「小さな営利の団体」として、「賀茂地域における都市と地方の交流居住・移住を促進する」ことを目的に活動する。
このサイトを通じて、都市住民の「ニーズ」と地方の「ニーズ」をつないで、交流居住や移住を促し地域の活性化や地域力の向上につなげられるように、賀茂地域に移住したい人達および移住した人達に地元の情報を発信します。(2007.7.19)
- 都市と賀茂地域における地方の交流居住・移住の促進
- 交流・移住事業による地域活性化
交流から始まる移住受入システムの構築
- 個人店舗との連携による移住・交流促進モデルの構築、移住・交流サポートモデルの構築、地域貢献モデルの構築。
- 地元コミュニティに対する意識(都市側のニーズ 地方側のニーズ)を調査し、地区の運営体制づくり、集落機能(コミュニティ)を維持し地域産業を活性化するプランの作成。
- 受入体制等の整備。(相談窓口の一本化、サポート体制の整備)
- 戦略な情報収集と発信。
田舎資源の調査と情報の提供(住民の目線では気づかない資源の発掘など)
- 地域資源の現状分析と問題点把握のための調査を行い、農業体験、市民農園利用、就農希望、田園居住などに係る需要・課題を検討する。
- 空き家・耕作放棄地の利活用、農業体験、市民農園利用、就農希望、田園居住に係る需要・課題を検討し、希望者への情報提供、学生の研修の場の提供等を行う。
- 療養型健康ツーリズムのニーズ調査を行う。
参加個人店舗 (静岡県賀茂郡に所在する個人事業者ならびに協賛する個人) |
*屋号で表示している。括弧内は苗字。
白神時雄 オレンジヒルズ・イン東伊豆
長尾春利 ペンション 長さんの工房
|